YEG活動ブログ

2013.03.18

大曲の綱引き

2月15日、大曲の綱引きがありました。
江戸時代から続くこの行事は、大曲に諏訪神社を運んでくる際に大綱手引っ張った事から始まったそうです。近年では42の厄年の男達を中心に、各年代会がこの行事を支えてくれています。

夕方から「綱御幸」と呼ばれる市内巡行をしながら、途中途中で「財振り棒」と呼ばれる長さ4mほどの杉丸太を回す行事があります。

昔は名士や親方衆の家の前で「お前の家の財をもっと街に撒け」という意味で棒を回し、狙われた家では、家族や従業員が財を守るために、棒を回されないよう守ったそうです。 今では厄年当年会と、1歳下の後輩達が棒を守り、先輩達が回しに来るというように変わっています。

この財振り棒廻し、かなりの激しさで参加者の体からはオーラの様に湯気が立ち昇ります。大曲の人間は大人しくお人好しと言われていますが、内に秘めた熱さや激しさが確かに存在するとわかります。

夜9時過ぎになると上大町交差点を境に上丁・下丁に分かれて綱引き勝負を行います。上丁が勝つと米の値段が上がり、下丁が勝つと豆の値段が上がるといわれているそうです。

大曲の大綱引きは一時は参加者の減少があったそうですが、年代会の人達が立上り、現在ではまた盛り上がりをみせています。 どの町、どの地域にも無くしてはいけない伝統や行事があり、この綱引きも大曲の心の一つ、魂の一つだと感じました。

 

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