大曲のお店・企業を訪問 「特選呉服やまもと」

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創業92年目、老舗の呉服屋「特選呉服やまもと」さんを訪問

曾祖父が染物屋として大正7年に店を構えた「特選呉服やまもと」さん。二代目祖父の時代では京染めを主流とされ、テレビに出演したり、染める工程を大々的に取材した新聞など、大正、昭和時代のにぎわいを拝見させていただくことができました。
母の順子さんの時代から呉服に転向、山本奈緒子さんは4代目となられます。その時代に合わせて少しずつ変化し、世情に合ったものを提供してこられ、現在、奈緒子さんが新しく取り入れていることや思いをお聞きしました。

古い伝統と新しいセンスを

  1. ■4代目、奈緒子さんが心がけていることを教えてください。

    きものの専門店ですので、元来お店の主軸は正統派の反物を揃えております。今は着物というと、記念日や特別な催しものでの正装という、日常的な衣服とは縁遠くなってしまいましたが、古き良き日本の文化、伝統は大事にしていきたいと思っています。
    量販店とは違い、質の高い着物を末永く着られるように心を込めてお作りし、その中で遊び心のある普段着や小物をTPOに合わせて楽しむことができるようにご提案させていただいております。
    お客様も祖母の代から母へ、娘へ、その子供へと一つの着物をお直しして着たり、長くおつきあいさせていただいているお得意様が多いです。
    着物は洋服と違って流行がなく、季節や用事に合わせた風流な召し物なので、代々受け継いで来た和の伝統を生かしながら今の時代のセンスもチョイスできるような、そんな着物や小物をご提供していければと思っております。

  2. ■小物で人気のある物を教えてください。

    売れ行きがいいのは、5本指ソックス、手ぬぐい×ガーゼハンカチ、大曲の花火グッズ(ネクタイ、ハンカチ)があります。

  3. ■何かメッセージがあればお願いします。

    着物というと普段着ではないというイメージをお持ちだと思いますが、そんなことはなく、普段着としての反物も沢山あります。いつもと違う自分を楽しみ、洋服とは違う女性らしい気持ちも味わうことができると思います。若い方にもぜひ楽しんで着て欲しいと思います。

編集後記・・・

きものを普段着として生きていた時代の日本の文化共々、現代に少しずつ戻ってきて欲しいと思います。見えないおしゃれを楽しんだり、生活雑貨から家具、遊びまで、丁寧に芸術的に作られた品々は、無機質で便利な現代の背景に感情を呼び戻してくれそうな気がします。
美術学校時代に、いつも着物を着て来てデッサンに励んでいた同い年の粋な友人をふと思い出しました。

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